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絵画展:難聴の奥泉志帆さん

絵画展:難聴の奥泉志帆さん、感謝の絵 あすから渋川市立図書館で14点展示 /群馬

 ◇友達、先生、家族へ…感謝の絵−−支えられ地元中学卒業

 難聴の少女が幼いころから描きためた絵が、渋川市立図書館に展示される。ハンディを抱えながらも9年間通常学級に通い、今春、晴れて地元中学校を卒業。温かな色彩で描かれた絵の一枚一枚に、家族や友達、先生への感謝の気持ちがつまっている。【伊澤拓也】

 奥泉志帆さん(15)=同市坂下=は、生まれつき両耳がほとんど聞こえない「感音性難聴」。補聴器をつけても音を聞き分けられず、普段は筆談や話し相手の口の動きでコミュニケーションをとる。

 ろう学校を勧められたこともあったが、「皆と一緒がいい」と地元の小中学校に通った。先生や友達の言葉が分からず、学校生活には困難も多かったが、今月13日、無事に卒業式を迎えた。絵画展の開催は「皆への感謝を表そう」と、母和子さんと決めた。

 絵を好きになったきっかけは、和子さんが言葉を教えるために描いてくれた4コマ漫画。2歳ぐらいからリスやコウモリの絵を描くようになった。自宅の和室で、畳に赤のマジックペンで大きな絵を描いて家族を驚かせたことも。スケッチブックは20冊を超えた。

 中学では美術部に入部し、制作に没頭した。「描いている間は絵の世界の中にいる気がする」。ハンディを忘れ、自分のメッセージを伝える方法が絵なのだという。

 作品は「組体操」など、学校生活を描いたものから、家族旅行で訪れたトルコやイタリアの風景までさまざま。「温かくて、自然に近いから」と、こげ茶色を好んで使う。将来の夢はイラストレーター。「優しい色遣いの絵を描きたい」と笑顔を見せる。

 絵画展は16日から30日まで。同図書館1階ロビーに14作品が並ぶ。和子さんは「困った時に支えてくれた皆さんへの感謝を表したかった。志帆にとっては卒業まで頑張ったご褒美です」と話す。

毎日新聞 2008年3月15日より転載

posted by 補聴器, 魅せる補聴器の時代て何なのさ!! at 15:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 補聴器について
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